2004年千葉支部総会・講演会のご報告 (2)
                        湊 慶子 (昭和32年大学英文卒 / 実践桜会千葉支部)  
                        第二回桜会千葉支部総会が無事終わりました事お喜び申し上げます。 
                        
                           
                        
                        国文学科棚田教授の今話題の樋口一葉のちょっと艶やかなお話を書棚が並ぶ
                            
                            ライブラリーの間で聴く事が出来、いかにも学校の総会らしく良い雰囲気にさせていただきました。 
                        用意していただいた昼食も秋を感じさせる造りのお味のいいものでした。 
                          親睦会にはお隣に座られた向田邦子先輩と大の親友でいらした竹内久子様から学生時代の思い出、お人なりなどうかがえて有意義な一日でした。 
                        (写真左 = 向田邦子さんの同期生・竹内さんが当時の向田さんの様子を話される) 
                        今では向田邦子と言えば知らない人がいないくらい有名ですが、その妹和子さんの役割があってこそと同学年だった私は誇りに思っています。残念な事に中学に入学した時、学校の事情もあって当時は1クラス70人ぐらいいて、合同授業があっても可愛らしい和子さんとノッポの私はあまりお話しした事がありませんでした。たまたま幼なじみの方が仲良しグループでしたから身近に感じラッキーでした。 
                        当時のクラスメートには歴史上有名な由緒あるお名前の方がたくさんいらっしゃいましたし、先生も私にはもったいないほどの先生方でした。これからの時代はグローバルに考えるべきと教えて下さったのは市川房枝のお姉様でした。原爆の悲惨さを涙ながらにお話し下さった漢文の先生、おみ足が悪くても運動会で大活躍なさる理科の先生、学科が好きになるようしむけて下さる後に校長になられた化学の先生、数えたら枚挙にいとまありません。時が戻るものなら希望に満ちていたあの頃に戻りたいです。 
                        今回総会に出席させていただき、またまた良い事に出会えました。同じテーブルの大先輩とあの数日後、ぱるるホールに音楽を聴きに行けました。なんと幸せな事、同窓会あったればこそと、とても感謝致しております。これからもたくさんの方のご参加があるよう祈っています。小さな和から大きなつながりになって何かの役に立てたら嬉しいです。(写真下 = 千葉支部世話人と理事) 
                        
                           
                        
                        
                      (東 由美 / 実践桜会千葉支部  |